BSてんちょーです。
今日、FISHEYE社からミラーレスカメラとハウジングのセットを一台借りてきました。
ブルーサブのTOMOMIが今最も注目しているミラーレスカメラです。
このカメラセットの素敵なところは第一に
なんといってもこのサイズ感!
今最もよく見るコンパクトデジカメ、オリンパスのTGシリーズと比べてもこのくらいの差しかない!
第二に、重量!
カタログスペックで、陸上重量800g弱、
そして水中重量は、脅威の26g!
軽いこと、それは正義です。
軽く、小さいから水中でも取り回しが楽々です♪
第三に、価格!
今までのミラーレスカメラ導入のコストの1/3〜1/2、フルサイズの一眼レフと比べると、1/4!
これを実現したことで、多少犠牲になっているところもあるけれど、この導入コストは
「今後コンパクトデジカメ…いらないんじゃね?」
レベルです。
もちろん、ミラーレスカメラだから動画もめちゃ綺麗に撮れる!
そして、ミラーレスカメラなので、レンズを入れ替えることで様々なシチュエーションで使用が可能です。
【使用可能レンズ】
- OLYMPUS 14-42mm Zoomレンズ
オールマイティなズームレンズで、水中でワイド系もマクロ系もどっちも撮りたい人向けレンズ。
『中途半端』になりがちなレンズだけど、クローズアップレンズ、ワイドコンバージョンレンズの併用である程度解消できる。
年に一度の旅行先でのダイビングなど、そうそう行けない場所でのダイビングでは、このレンズがかなりの戦力に!
このカメラではないけれど、同じ14-42mmと外付けレンズの組み合わせで撮った映像はこちらから。 - OLYMPUS 30mm / 60mm マクロレンズ
小さいサイズの被写体にはこれらのマクロレンズを使用すると、コンパクトデジカメでは得られないボケみたっぷりの写真が撮れる!
伊豆近海、四国柏島などの、マクロ生物モリモリ地ではこれらのレンズが本領発揮!
このカメラではないけれど、同じ30mmのマクロレンズで撮った映像はこちらから。 - OLYMPUS 8mm フィッシュアイレンズ
地形や群れものなどを狙うレンズ。
リゾート地等では大活躍するでしょうが、伊豆界隈ではこれメインにするとちょっと被写体に困るかも…
てんちょー的にはこういったワイド感、大好きなんですが…
ここまではメリットについてでしたが、いくつか気になる点もあります。
【気になる点】
- 耐水圧が45mまで
最近のカメラハウジングはアルミの削り出し。これにより、大抵のハウジングの耐水圧は60mです。
このUH-EPL10は樹脂製なので、やや耐水圧が低いのが気になるところ。
いや、ダイバーの皆さん、45mって…ほとんど行きませんけどね。
でもほら、そこにあのハナダイが…あのハゼが…ってなっちゃうと、スッと降りたくなっちゃうことがないこともない。
この辺、コンデジなら許せるけど、ミラーレスってなったらどうだろう。
まぁ、アルミ製は原材料の高騰の影響をモロに受けるから価格があがるので、この辺は良し悪しですね。 - 人工光源がマスト
このハウジングはちょいと作りが変わっているので、内蔵ストロボが使えません。(詳しくはてんちょーまで)
これにより、例外的な撮影以外は外部ストロボ、ライトといった人工光源が絶対必要です。
ま、写真撮ってると絶対欲しくなるものなので、コンデジでもいつかは通る道であり、清水から飛び降りてもらうしかないですね。 - 基本マニュアル撮影
上記の『人工光源マスト』から考察するに、オート的撮影より、確実にマニュアル撮影をマスターした方が優位です。
今まで触ったことがない方にとっては、この『マニュアル撮影』が一段ハードルに感じるかもしれません。
この辺はどうせてんちょー、AYAが暑苦しくお教えするので、すぐに慣れる気もします。
明日の火曜日、定休日なのでスタッフで『研修』という名のファンダイビングをしてきます。
そこでこのカメラを、下記のようなさまざまなバリエーションで使ってこようと思います。
- 「ミラーレスは気になってるけど、大きいのがちょっと…」
- 「本気度高すぎるカメラはハードル高いっス」
- 「ミラーレスって、難しいんでしょう?」
- 「ミラーレスって、お高いんでしょう?」
な〜んて気になっている方、ぜひ水曜日以降に詳しいレビューをアップする(予定)なので、ぜひご覧くださいませ♪