2020年のコロナウィルスの蔓延により、活動自粛を余儀なくされたことで、スタッフ内でダイビングについてより深く考える時間を取ることができました。
そこで出たのが…
『マスタースクーバダイバー』ってなんなんだ??
ってお話。
指導団体『PADI』的には…
1.レスキューダイバー以上
2.5つのPADIスペシャルティ認定
3.50Dive以上の経験
この3条件で『マスタースクーバダイバー』として認定されます。
が…
ホントにそれで「スクーバダイビングをマスターした人」と言えるのか?
となると疑問符がつきます。
そこで、スタッフ内で
「どんなスキルと知識を持った人をマスタースクーバダイバーと言えるのか」
に関して議論しました。
そこで出たのが
◆ある程度水中で現在地やナビゲーションがわかっているダイバー
ある程度地図を見ることができ、スタッフとの水中活動の意思疎通ができることで、ダイビングの内容がより濃いものにできる。
◆My器材を大切に扱っているダイバー
My器材の名称がわかることで、壊れたパーツの自己補修ができ、器材の適切なメンテナンス方法がわかることで長持ちさせられる。
◆中性浮力がきちんと取れているダイバー
水中の(特に水底)の生物を傷つけないためにも、減圧症リスク低減のためにも、あらゆる場面で必要とされるスキルです。
◆減圧症回避のための計画と行動ができるダイバー
ディープダイビングに対しての正しい知識を持っていること、マルチレベル潜水の理論、理屈をもってただしくダイビング計画の実施ができること
◆ドリフトダイビングでの適切な行動ができるダイバー
リスクの高いドリフトダイビングの知識とスキルを持ち合わせていること。
フロートを正しくあげられるか?チームとはぐれずに行動できるスキルを持ち合わせているか?
上記の全てに明確に『Yes』と言えるような、本当にダイビングをマスターした『マスタースクーバダイバー』になってもらいたい。
と、いうことで、『ブルーサブマスタースクーバダイバーへの道』を推進していくにあたり、『ブルーサブ的各種スペシャルティコース』をプログラム化しました。
マスターofナビゲーション講習
PADIのカリキュラムにある『ナビゲーションSP』では、本当のナビゲーションはできるようになりません。
それは、実際にプロが使用している知識とテクニックを網羅できていないからです。
この講習では、実際に我々、ブルーサブスタッフが使っているナビゲーションスキルを全て公開します。
「ただついていくだけ」のダイビングから、水中を理解しての大幅なレベルアップ間違いなしです。
マスターof器材講習
ダイビング器材を正しく理解しよう!
このコースでは、My器材のメンテナンスを含めて、マスクの分解からレギュレーターの内部構造まで、全てをお教えします。
ブルーサブが皆様にご紹介しているダイビング器材は、なぜ選定されたのか?
この器材トラブルは現場で直せるのか直せないのか。
器材に依存しているダイビング活動だけに、器材を深く知ることは安全・快適ダイビングに直結します。
マスターof中性浮力講習
あなたの中性浮力はホンモノですか?
中性浮力には、『本当の中性浮力』と、『ゴマカシの中性浮力』があります。
実際には、どちらもマスターしておかなければなりません。
後ろを振り返って砂を巻き上げていたり、ゴロタを蹴っていたり…
そんな『「ごめんなさい!」ダイビング』とサヨナラしましょう!
マスターofディープ&マルチレベルダイブ講習
ダイビングに慣れてくると、いつの間にか水深に対しての恐怖を忘れがちになります。
水深30mはビルで言うなら10階分。そこの圧力は陸上の4倍です。減圧症のリスクは10mのダイビングの10倍です。
そこでスタッフが考えているのが『マルチレベルダイビング』。
段階的に深度を変えて、窒素の体内吸収をコントロールしています。
このコースでは、深深度とマルチレベルプランに関してマスターします。
ダイブコンピューター任せのダイビングから脱却しましょう!
マスターofボートドリフトダイブ講習
潮に乗ってダイビングを行うドリフトダイビングは、ダイビングスキルの中でも少々難易度が上がります。
さらに、ドリフトダイビングの中でも、『自家発電ドリフト』『フリーダム系ドリフト』『流れる系ドリフト』『泳ぐ系ドリフト』とジャンルは多岐に渡ります。
海外リゾートでも当たり前に使われるスキルであるドリフトダイビングですが、伊豆のドリフトの方がはるかにスキルを求められます。
スタッフレベルのドリフトダイビングを身につければ、水中でこわいものはなくなります。
これらのプログラムを開催します。
そもそも、ブルーサブ的にはPADIの『マスタースクーバダイバー』にも全くこだわりがありません。
このプログラムは、皆様にスタッフと同等のダイビングレベルになって、本当のダイビングアドベンチャーをご提案したいと考えてのものです。
レベルの低い認定基準はサクッとこなし、より高いレベルの内容を考えています。
認定基準クリア後もスペシャルティダイバー申請するかどうかも皆様にお任せします。
『ブルーサブ的マスタースクーバダイバーへの道』
ぜひご受講ください。