リングライトの『弱点』を攻略！？

TOMOMI（以後：T）：見てみてー！この前のFISHEYEで話に出たリングライト！
なんと！先日取材に行った『FISHEYE』さんから、新製品の『リングライト』の貸し出し機が届きました。
FISHEYEさん、本当にありがとうございます。
てんちょー（以後：て）：モニター機、やっとつけたんだな！かっこいいじゃ…
て：…
T：…なんすか、どーしたんすか…

て：実はFISHEYEに行った時から気になってたところがさ、やっぱり気になるんだよ。
T：どこが気になるんすか！？
て：このジョイント部分がすげー気になる。

て：ハウジングとリングライトを繋ぐこのパーツ。この厚み、とっても気になる。
T：でも、これ絶対必要なパーツですよね？
て：うん。52mmのハウジングネジ径に67mmのネジ径のリングライトをつけるには絶対必要

て：この厚みのせいで、TGの良さ、接写性能がちょっと削がれちゃうのがもったいねぇな〜って思っていてね。
T：でも、それはどーしよーもないんですよね？
て：そこをさ、なんとかしたいんだよね。

て：純正パーツだと22mm。ネジの厚み抜いても20mmは被写体から離れちゃう。
て：TG-6は1cmまで寄れるのにもったいない！
T：でもしょーがないんすよね？

て：こっちのパーツならこんなに薄いのに。
T：これてんちょーのですか？
て：そう。前にうっすいの探してきてずっと使ってるやつ。

て：これなら厚み6mm！ネジ部分抜いたら4mmだからね。
T：確かに薄いっすね。
て：これ使えるようにしたいなぁ。

て：こんなに厚み違うんだぜ？
T：そーとー違いますね。
て：もうあれだ。絶対使いたいわ。これ。

て：ほら、こんなに違う。
T：なんでこれじゃダメなんでしたっけ？
て：この『リングライト3018』の追加機能、『フラッシュ機能』を使うのに、この厚みじゃダメなんだよ。

て：純正のアダプターは、ストロボマスクと光ケーブルのL型ジョイントでぴったりのクリアランス。
T：なるほど。

て：厚みがないアダプターだと…
T：ほんとだ…入らない…
て：さて、どーしよーか。
T：あきらめて純正のアダプターを使えばいいんじゃ…
て：それは『負け』を意味するんだよ。
T：…（『負け』って何？）

て：なにかいい方法があるはず…
T：…（いや別に純正でいいんですけど…）
て：なにか…
T：…（そろそろ帰りたい…）
て：…
T：…

て：ひらめいた！
T：！
て：あそこを…あーして…こーすれば…
T：…（これ、長くなりそうだな…）

T：（めっちゃ悪い顔になってる…）
て：あのさ、このハウジング、ヤっちゃっていい？
T：はっ！？何を？
て：ちょっと取ってくるわ！

T：なんか出てきたー！！
て：いいよね！ヤっちゃっていいよね！？
T：はい…（拒否権があるんだろうか…）
て：よし！オペ開始だ！

て：完璧だぜ！
T：…（ここに穴があるとどうなるんだろう）
て：穴を綺麗に処理して…
て：オペ完了だ！

て：リングライトに光ケーブルを繋いで…
て：光ケーブルのL型コネクタ部分と光ケーブルもちょっと加工して…

て：これでバッチリだぜ！
T：なるほど！ここに刺さるんですね。

て：おそろしくバッチリだぜ。
て：大掛かりな加工なしで純正仕様でも使えて、この薄型アダプターも使える。完璧だぜ。
T：あ…ありがとうございます…
T：（十分大掛かりな気がしますけど…）

今回はスタッフTOMOMIが快く？加工の人柱になってくれ、『FISHEYE-リングライト3018』と『オリンパス-TGシリーズ』の性能を最大限に発揮するための加工をしてみました。
『FISHEYE-リングライト』はフラッシュ機能がついていないので、薄型のM52-M67アダプターが使えます。
オリンパスのTGシリーズに『FISHEYE-リングライト3018』をフィッシュアイ純正のアダプターでつけてしまうと、TGシリーズ特有の接写機能がかなり犠牲になっちゃいます。
解決策がいくつかありますが、今回はその一つとして試してみました。
『FISHEYE-リングライト3018』は
・白色・赤色・青色発光
・フラッシュ機能（内部フラッシュ発光時のみ光る）
が新たに搭載された、超多機能ライトです。
特にウミウシやエビカニなどに有効で、これらの動画撮影時にも綺麗に光が当たり、色が出ます。
あとはどうやって自分のカメラに合わせて使いやすくするか？です。
使用感は後日アップする（であろう）、スタッフTOMOMIのレビューをぜひご覧くださいね♪