ATMOSダイコン、はじめました

BSてんちょーです。
ブルーサブは昔から慎重です。
ってゆーか、てんちょーが慎重なのかもしれません。
数年前から出始めた
・フルカラー
・USB充電式
のダイブコンピューターですが、使用時のバッテリーの持ちやバッテリー自体の寿命に対して、ヒジョーに懐疑的でした。
そして…
本当に水中で見やすいのか??
そんなこんなで悩みに悩んでいたフルカラーダイコン。
考えてみれば、ソーラー式ダイコンが出た時にも、数年間様子見をしていました。
何度も何度も何度も何度もメーカーさんからお借りして使ってみて、ついに導入となりました。

ATMOS MISSION 2

結果、久しぶりに使い勝手のよいダイコンに巡り合いました。
ここではコムズカシイことはヨコに置いといて、実質的に比べてみたので、興味がある方はぜひご覧くださいませ。
今回、お客様により詳しくご案内できるように、実機のモニター機も用意しましたので、海で使ってみたい方、お気軽にご用命くださいませ♪

【サイズ感を比べてみた】

ブルーサブにある他のダイブコンピューターとサイズ感を比べてみるとこんな感じ。

左から
イタリア生まれの超優秀な廉価版ダイコン
【mares PackPro】

ソーラー充電でバッテリー切れ知らず
【日本アクアラング Calm+】

日本語表記でフル液晶、USB充電のスゴいヤツ
【ATMOS MISSION2】

これでもかってほどのカラバリで一斉を風靡!
【Bism DiveBeansDUO】

国産ダイコンの名機といえばコレ。
【appollo Dive Adviser】

【appollo Dive Adviser】の一時代昔感がハンパない。
ホントにいいダイコンなんだけどね〜
こうやって並べると、今回の【ATMOS MISSION2】は、女子にはちょっとゴツいかも。
まぁでも、腕につけたサイズ感、画面サイズ、画面内の文字サイズ、悪くないです。

【水中での見え方を比べてみた】

こーゆー時に役立つ簡易型耐圧機。
全部入れて表示の見やすさを比べてみた。

【ATMOS MISSION2】は右下のボタンでいくつか表示を切り替えられるけど、一番下の一部の情報は小さいな。
でも、文字は液晶だから超見やすい。
ダイブタイムが秒単位で出る意味は…ない気はする。
けど面白い。

こう見ると【appollo Dive Adviser】の画面は全時代的だな。
ちなみに潜った瞬間、『潜水開始』と表示されてバイブレーションで知らせてくれます。
…最初は結構ビビる。
水中の見え方も比べてみました。

【減圧を比べてみた】

ダイコンでイチバン重要なのはやっぱり『減圧時間』。
とりあえず、全部30mへ沈めてみた。

【Bism DiveBeansDUO】はやっぱりどこよりも長い。
↑以外はほとんど減圧時間は同じ。

【減圧ギリギリの状況を比べてみた】

アルゴリズムも大事だけど、気になるのが『減圧ギリギリ』の時。
いや、アレですよ。
節度あるダイビングがマストですから。
ギリギリまで潜らないほうがいいんです。
でもここは陸だから。とりあえず残り3分まで待ってみた。

【appollo Dive Adviser】
 特に表示なく、淡々とカウントダウン
【Bism DiveBeansDUO】
 NDL残り20分前から、上部に『DIVE TIME LOW』の表示
【日本アクアラング Calm+】
 3分前にNDLが点滅
【mares PackPro】
 特に表示なく、淡々とカウントダウン
【ATMOS MISSION2】
 下部に『NDL警告』と表示されてバイブレーション

【ATMOS MISSION2】は秒単位でカウントダウンが進むから、切羽詰まってる感がハンパない。

【安全停止時の違いを比べてみた】

ダイビングの最後は『安全停止』をするのがとても一般的。
表示を比べてみましょう。

【appollo Dive Adviser】
 特に表示なし。
 昔はみんなこんなでした。
 自分たちで3分計ったなぁ。
【Bism DiveBeansDUO】
 まぁ普通に理解しやすいですね。
【日本アクアラング Calm+】
 これも普通に理解しやすい。
【mares PackPro】
 カウントダウンの見やすさはNo.1かも。
【ATMOS MISSION2】
 『安全性』っていうところ、直訳感が否めない。

【…一応アレだ。減圧表示も見ておこう】

本当はダメです。
海で絶対やっちゃいけないから、見たことないダイバーも多いけれど、万が一に備えて知っておかないとならんのです。
耐圧検査機内なら安心して危険なことができます。
実際にやってみた。

減圧まであと58秒!
陸で見てるからワクワク感しかないけど…
これ、水中で見たら心臓バクバクしそう。
『NDL警告』
からの〜

カウントダウンが『0』になるとともに…
『減圧停止』の表示が点灯
『6m1分』と。
え!?
いきなり6mからスタートなの???
41mまで連れてったから?
ここ、他のダイコンと併用していた場合問題が出るかもしれませんね。

さらに無視して潜り続けてみた。
『6m2分』に増加!
よしよし。
面白いぞ。
ちなみに、『減圧停止』表示は『ダイブタイム』と交互に点滅します。

さらに無視して潜り続けた結果。
次に変わったのが『9m1分』。
え!?
もう次の深度に落ちるの!?
この辺は安全マージンなんだろうか。

浮上の間に『9m1分』が消えた。
まぁこの辺は織り込み済みですが。

この辺、アルゴリズムの違いが如実に出た感じですね。
非常に面白い実験でした。

【ログのデータ飛ばしが早くてカンタン♪】

もちろん一番大事なのは水中での扱いですが、陸に上がった後のログの管理もインターフェイスとしてはとっても大事ですから。

潜ったデータはこんな感じで表示されます。
転送もカンタン。

専用アプリから
『スポーツ記録を同期』
で瞬殺です。

潜ったプロフィールが軌跡で出せるので、急浮上等々の管理も見やすい。
あとでデータを見るのが楽しみになります。
この辺は現行のアプリ転送系ダイコンよりも充実しています。

なかなかよくできています。
最後まで解せない「ダイブタイムは秒まで測る」その心意気。
『スーツの厚み』しかないのも今後に期待。
どっちかっつーと『スーツの種類』が大事じゃね?

【アップデートに関しては期待しちゃうぞ!】

ブログ記事を書いている間に、ちょうど送られてきた
「ファームウェアの更新しましょー」
ってやーつ。
どーせ大変なんじゃないの〜〜〜?

アプリ上の『デバイス』→『ファームウェアの更新』をタップして

『更新』→『継続する』→『待つ』
でおわり。
なんてカンタンなんでしょう。
メーカーに出さなくても終了するの、最高です。

【カラーバリエーション】

カラーバリエーションは全5色!

店頭にてご相談ください♪

ちなみにてんちょー(お店のモニター機)は

サワヤカホワイトにしました。

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